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11/14~11/18のYahoo!広告に関するアップデート情報

11/14~11/18のYahoo!広告に関するアップデート情報

11/14~11/18のYahoo!広告に関するアップデート情報

11/14~11/21の間に発表されたYahoo!広告のアップデート情報をまとめました。

■Yahoo!広告

・11/15 【広告データ利用基準変更のお知らせ】未成年者の保護対応について

引用元:https://marketing.yahoo.co.jp/blog/post/2022111530374890.html

現行は13歳未満の子どものデータを利用したターゲティングは禁止されていますが、
2023年2月13日(予定)より、18歳未満のユーザーに対する、年齢ターゲティングおよび興味関心に基づいた行動ターゲティングを禁止
と年齢の基準が引き上がります。

現在14~18歳の年齢も含むターゲティングを行っている、または行う予定がある、といった方は注意が必要です。
適用日までに見直しましょう。

・11/16 【検索広告】自動入札タイプ「コンバージョン価値の最大化」の提供開始

引用元:https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30371815.html

「コンバージョン価値の最大化」は、キャンペーンに設定された1日の予算を最大限に使って価値の高いコンバージョンを獲得するよう入札価格が自動調整されます。

従来は「広告費用対効果の目標値」のオプション設定が必須でしたが、今後は任意設定となり「広告費用対効果の目標値」を設定せず利用可能です。
目標の広告費用対効果(ROAS)が未定であるときに活用できます。

■まとめ

「【広告データ利用基準変更のお知らせ】未成年者の保護対応について」アップデートが行われた経緯ですが、アメリカでは「児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)」、EUでは「EU 一般データ保護規制(GDPR)」といった子供に対するオンライン上のプライバシー保護を目的とした法律が存在していますが、日本ではまだ同様の法律がなく、未成年者に対する対応は各企業に委ねられている現状があります。
そこで、Yahoo!広告では独自でターゲティングに制限を行ったということです。

また、「コンバージョン価値の最大化」についてですが、名前が似ている「コンバージョン数の最大化」という自動入札タイプがあります。
この自動入札タイプとの違いは、1日の予算を最大限に使ってコンバージョンをできるだけ多く獲得するよう入札価格が調整されるため、「コンバージョン価値の最大化」とは違い、1コンバージョンの価値は考慮されません。