2023年9月(一部2023年8月)の間に発表があったWEB広告メディアのアップデート情報をいくつかピックアップしました。
参照元サイトは英語版のみの場合もあります。
■Yahoo!広告
『【Yahoo!広告】従来版タグの機能サポート終了を2024年2月に延期』
参照元:https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20221220/
Yahoo!広告の従来版のコンバージョン測定タグ、サイトリターゲティングタグの機能サポート終了日が2024年2月29日に延期となりました。
従来版タグを利用している場合、機能サポートの終了までにリニューアル版タグ、またはJavaScript形式タグへの移行が必要となります。
以下の従来版タグが対象となります。
<検索広告>
・従来版 コンバージョン測定タグ
・従来版 サイトリターゲティングタグ
<ディスプレイ広告>
・従来版 コンバージョン測定タグ
・従来版 サイトリターゲティングタグ
【Yahoo!タグマネージャー】
<検索広告>
・サイトリターゲティング(Pixel)
・サイトリターゲティング:カスタムキー(Pixel)
<ディスプレイ広告>
・コンバージョン測定タグ(Pixel)
『【検索広告】キャンペーン間の共有予算機能の提供』
参照元:https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20230914/
Yahoo!検索広告において、2023年中にキャンペーン間にて1日の予算を共有できる機能が追加されることが発表されました。
共有予算では、1つの予算を複数のキャンペーンを横断し予算を共有することが可能です。
そのため効率的な予算管理をすることができます。
■Microsoft広告
『Microsoft広告エディターにてオーディエンス設定が利用可能に』
Microsoft広告エディター上で、以下のオーディエンスの関連付けが利用可能になりました。
- リマーケティングリスト
- 購買意欲の強いユーザー
- 動的リマーケティングリスト
- 類似オーディエンス
- カスタマーマッチリスト
- カスタムオーディエンス
- 組み合わせリスト
なお、オーディエンスの作成と管理は管理画面上で行う必要があります。
『レスポンシブ検索広告で自動生成アセットをリリース』
レスポンシブ検索広告の自動生成アセットが正式リリースとなりました。
レスポンシブ検索広告の自動生成アセット機能では、ランディングページ(最終ページURL)から取得した情報を基に広告アセット(見出しと説明文)が自動的に生成されます。
キャンペーン設定で自動生成アセットを有効にすると、設定した広告アセットに加え自動生成されたアセットも配信されるようになります。
『マルチメディア広告でレスポンシブ検索広告の広告アセットを活用可能に』
レスポンシブ検索広告の広告アセットを基に、マルチメディア広告を作成できるようになりました。
マルチメディア広告は、ブランドや製品を大きな画像と共に伝えることのできる広告形式です。
画像引用元:https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/september-2023/audiences-in-editor-and-other-product-updates-for-september
なお、レスポンシブ検索広告の広告アセットを活用する場合、追加で広告用の画像とロゴ画像が必要になります。
『ロゴ表示オプションが利用可能に』
ロゴ表示オプションが利用できるようになりました。
これにより、広告と一緒にブランドロゴも表示することが出来ます。
また、この機能はアカウント、キャンペーン、広告グループレベルで関連付けることが可能です。