ランディングページとは、インターネット広告や自然検索などから貴社のWEBサイトに最初にアクセスするページのことを言います。
LandingPageを略してLPという事もあります。
今回はその中でもインターネット広告のリンク先として活用するランディングページに必要な構成要素や考え方などをご紹介します。
なぜ、BtoBのインターネット広告でランディングページが必要なのか?
■カスタマージャーニーとランディングページ
デジタルマーケティングではユーザが興味関心を持ってからコンバージョンするまでのユーザの行動や心理状況を描いた「カスタマージャーニー」を作成してユーザとのコミュニケーション設計(ランディングページやコンテンツ)や集客戦略(SEOや広告)を考えることがあります。
■BtoBのユーザは思ったほどジャーニー(旅)をしない?
アクセスしたその場でコンバージョンまで達成させるコンテンツ=ランディングページ戦略が重要となっています。
■なぜ、BtoBのユーザのカスタマージャーニーは短期間なのか?
BtoCの場合、自分自身で購入をすることがコンバージョンになる事が多く、そのための情報収集や比較検討をするためジャーニーしやすい傾向があります。
BtoBの場合その場で自分で購入をすることよりも情報収集目的などで複数社資料請求やお問合せをすることから、コンバージョンまでのハードルが低く短期間のジャーニーになっていると考えられます。
ユーザビリティを向上させる構成とは。
■ユーザビリティとは?
ユーザビリティとは「使い勝手」「使いやすさ」等を意味しています。WEBサイトのコンテンツの使い勝手が良いほどコンバージョンの率(CV率)も高くなる傾向がありますので、そのためにデザインや構成を考えることです。なお、UIやUXなどのキーワードを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、UIのボタンやリンクの設置方法や、UXのユーザのWEB上での体験等もユーザビリティを考えるうえで重要な要素です。
■ユーザビリティを考慮するうえで重要なポイントは
検索エンジンからのアクセス(リスティング広告や自然検索)の場合、上部からクリックして比較検討するユーザも多く、
- 他社と比べて使いやすいコンテンツか
- 他社より優れている部分はどこかわかりやすいか
- ユーザが欲している情報がコンテンツとして存在するか
等が重要となります。
■デザインはもちろん、BtoBサイトでもMFI対策は必要
その他の要素として、デザインや会社概要などの信頼性や、自然検索で上位表示を狙うにはGoogleはスマートフォンサイトを評価の基準にするモバイルファーストインデックス(MFI)を導入していることから、ユーザの利用頻度がPCが多いとしてもWEBサイトのモバイル対応も重要となります。
データ×クリエイティブでユーザに必要な情報を探し出す。
■デジタルマーケティングでは「感覚」よりも「データ」が重要
デジタルマーケティングの特徴として結果が数値として見える化できることがありますが、結果だけではなく、ユーザが利用している検索キーワードなどのデータを事前に取得してマーケティングに活用できることもあります。
マーケッターの感覚だけではなくユーザの実データを活用する事でよりユーザの心理状況に沿ったコミュニケーションの設計が可能となります。
■検索キーワードを活用したコンテンツとは
これらの情報や、他社と比べての優位性等をコンテンツとして掲載する事で、ユーザが欲している情報を提供する事が可能となります。
■これからは、「データ」×「クリエイティブ」
このような検索キーワードのような「データ」を活用した「クリエイティブ」の作成がBtoBのデジタルマーケティングを行う上で非常に重要となってきています。