株式会社テクシオ・テクノロジー様では2万件のリストに向けてメルマガを配信していたり、工業系新聞へ 新製品の情報を掲載したりと、製品の広報にも力を入れています。
また、Googleのリスティング広告を運用しており、常に検索結果の上位に製品情報が掲載されるように意識しているそうです。
そこで、今回はリスティング広告運用に絞って、難しかった点やこだわっている点などを取材しました。
■会社情報
会社名 | 株式会社テクシオ・テクノロジー |
事業内容 | 交流電源、オシロスコープ |
サイトURL | https://www.texio.co.jp/ |
■製品紹介
製品について
直流安定化電源および電子・電気計測機器のメーカーです。
トリオブランド、ケンウッドブランドの計測機器も含めると、事業としては60年以上の歴史と実績があります。
取り扱い主力商品は直流安定化電源、電子負荷装置、オシロスコープ、マルチメータ、ファンクションジェネレータなど定評のある汎用計測機器を始め、お客様の個別ニーズに対応した特注電源装置など、次世代の為の価値ある電源・計測機器を創造し、 お客様の製品開発から生産・修理までサポートしていきます。
引用元:https://www.texio.co.jp/about-texio/profile/
■リスティング広告をはじめたきっかけ
テクシオ・テクノロジー様がWeb広告をはじめるきっかけとなったのはインターネット検索です。
検索結果の一番上に広告が掲載されていることに気付き、どうやったらここに広告を出せるのか自分たちで情報収集を行い、Google広告を始めたとのことです。
現在も広告代理店は介さず、インハウスで運用・管理を行っています。
■広告代理店を介さずインハウスでの広告運用
テクシオ・テクノロジー様では、元々、できるだけ自社でやるという社風があるそうで、Web広告もまずは社内でやってみるという方針になったそうです。
代理店を使うことで運用の手間が省けたり、時間短縮になったりしますが、その代理店との窓口を設けて密なやり取りをするというのも結局手間だということで、現在もインハウスでの運用を行っていらっしゃいます。
■広告代理店を使わないことで感じた課題とは?
Web広告を担当している方は、通常業務に加えWeb広告を担当しているという事情から、知識の更新が追い付かないという現状があるそうです。
広告代理店を使えば、こういった知識の更新は代理店側が行ってくれる上、ヒアリングの際に知識を共有してくれる代理店もあります。
テクシオ・テクノロジー様では、最近自社のホームページリニューアルを行ったそうで、今後広告担当者を専属で置きさらにリスティング広告に力を入れていきたいと話していました。
■リスティング広告に対して行っている施策
テクシオ・テクノロジー様では、現在広告代理店を使っていないため、Googleの担当者から3ヵ月に1度ほど改善提案の電話と広告管理画面で出てくる改善提案のアナウンスに従って改善を行っているそうです。
そのなかで、実際に行っているリスティング広告運用施策についてうかがいました。
・キャンペーン構成
広告グループは「オシロスコープ」「電源」「電子」など、製品カテゴリごとに分けて入稿しており、それぞれ遷移先はカテゴリごとの製品リストページにしています。
・予算配分
キーワードに関してオシロスコープの単ワードはCPCが高い傾向にあり、現在の予算だと広告が出にくいので、一番結果が出ている電源の広告グループに予算を多く投入しています。
※単ワードでCPCが高い場合は、競争率の低いテール系のキーワードで流入を増やしていくという方法もありますが、広告管理画面を見て結果のいい広告グループの予算を増やしていくというのも全体の結果を良くしていくために正しい手法だと思います。
・ターゲティング
テクシオ・テクノロジー様では、ターゲット層の顧客に広告を見てもらえるように主に2つのターゲティングを行っています。
<配信スケジュール>
主にtoBがターゲットのため土日の配信は行わず、平日のみ広告を配信。
流入として多くなるは平日の朝と夕方で、代理店の訪問も多いため見積もりを出すために検索している人も多いのではないかとの予測。
<キーワードの除外>
キーワードによっては、一般顧客も調べるようなキーワードも含まれているため、明らかに違うキーワードに関してはキーワードを除外し、検索されても広告が表示されないようにしている。
ただし、曖昧なものに関してはあえて残しておくことにより検索の取りこぼしを少しでも減らす工夫も行っている。
■リスティング広告を行ってよかったと思った点
コロナ禍以降、製造業全体で部品や製品調達が滞ったことでネットで製品検索をして購入する方が多くなったと感じているそうです。
“まだ需要に対し供給が追い付いていない部品や製品もあるものの、次第に流通も安定してくると思う。
そのためネットで検索して即製品購入をされる方も減っていくとは思うが、新規開拓に役立つため今後も継続してリスティング広告を行いたい。”
とのことです。
■広告代理店を使うことにより得られるサポートについて
ここまで、テクシオ・テクノロジー様が行っているリスティング広告の工夫などをご紹介させていただきました。
代理店などを介さず、自分たちで情報収集をしながら行うことは大変なこともある反面、社内で知識を蓄えられたり対応の小回りが利くといった良さもあるかと思います。
広告代理店を利用する場合のメリットについては、広告運用以外にも予算管理や仕様変更の迅速な対応など、専任担当者を置かない限り通常業務と兼任しなければならない工数を削減できることが挙げられます。
その他詳しいメリットは別の記事で紹介しておりますので、そちらをご確認下さい。
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さらに、競合他社のリスティング広告掲載状況から、キーワードや予算を予測し、業界やターゲットキーワードに対して適切な掲載費用や費用を把握した上でご提案が可能なため漏れのない広告掲載が可能となります。
費用対効果を考えたうえで、自社に合った運用方法を検討してみてください。