2023年1月(一部2022年12月)の間に発表があったWEB広告メディアのアップデート情報をいくつかピックアップしました。
参照元サイトは英語版のみの場合もあります。
■【Yahoo!広告】従来版のコンバージョン測定タグ、サイトリターゲティングタグの機能サポート終了
参照元:https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30384056.html
Yahoo!広告の従来版タグの機能サポートを終了しました。
これにより、コンバージョン測定、およびサイトリターゲティングデータの蓄積はできなくなります。
対象となるのは以下のタグです。
<検索広告>
・従来版 コンバージョン測定タグ
・従来版 サイトリターゲティングタグ
<ディスプレイ広告>
・従来版 コンバージョン測定タグ
・従来版 サイトリターゲティングタグ
<Yahoo!タグマネージャー>
《検索広告》
・サイトリターゲティング(Pixel)
・サイトリターゲティング:カスタムキー(Pixel)
《ディスプレイ広告》
・コンバージョン測定タグ(Pixel)
■【Facebook広告、Instagram広告】Metaの10代の利用者を対象とした広告配信を制限
参照元:https://ja-jp.facebook.com/business/help/229435355723442
https://about.fb.com/news/2023/01/age-appropriate-ads-for-teens/
2023年2月20日以降、ターゲットオーディエンスに18歳未満の利用者を含む広告では、一部のターゲット設定オプションおよびキャンペーンオプションを利用できなくなります。
10代の利用者をターゲットとする広告では、以下のターゲット設定オプションが利用できなくなります。(もしくは既に利用できなくなっています。)
・性別によるターゲティング
・郵便番号、指定マーケット地域、または市区町村より小さい地域によるターゲティング
・詳細ターゲット設定(興味・関心、行動、利用者層データ)
・言語のターゲット設定
・ウェブサイトカスタムオーディエンス
・モバイルアプリカスタムオーディエンス
・顧客リストカスタムオーディエンス
・エンゲージメントカスタムオーディエンス(イベント、Facebookページ、Instagram、インスタントエクスペリエンス、リード獲得フォーム、ショッピング、動画)
・オフラインアクティビティのカスタムオーディエンス
・類似オーディエンス
また、10代の利用者のみをターゲットとする広告セットは2023年4月7日以降は一時停止となります。
10代の利用者と成人の両方をターゲットとする広告セットの場合、配信先は成人のみになります。
■【Microsoft広告】Microsoft Store広告など新機能を更新
参照元:https://about.ads.microsoft.com/en-us/blog/post/january-2023/microsoft-store-ads-and-other-product-updates-for-january
https://help.ads.microsoft.com/#apex/ads/ja/60158/-1
Microsoft Store広告は、Microsoftストア内で検索する顧客にリーチします。
ダウンロード数、エンゲージメントを向上するのに役立ちます。
Microsoft Store広告を利用すると以下のようなメリットがあります。
・製品の可視性とダウンロード数を増加させることで、検出しやすくなる
・Microsoft Advertising を使用すると、シンプルかつ簡単な方法でキャンペーンを管理できる
・パフォーマンス レポートを確認し、キャンペーンを最適化して顧客エンゲージメントを高める
日本語のヘルプページでは、「一部のユーザーにはまだこの機能は提供されていません。 近日中にご利用いただけるようになりますのでしばらくお待ちください。」と書かれています。順次開始されるようです。
■【YouTube広告】YouTubeショートでの広告収益が開始
参照元:https://support.google.com/youtube/answer/12475004
2023年1月中旬よりYouTubeショートでの広告収益が開始されます。
また、YouTube パートナー プログラムの資格要件が追加されました。
更新後は、以下の条件に当てはまる場合に申請が可能となります。
・チャンネル登録者数が1,000人以上、かつ有効な公開動画の総再生時間が直近12か月間で4,000時間以上
・チャンネル登録者数が1,000人以上、かつ有効な公開ショート動画の視聴回数が直近90日間で1,000万回以上
画像引用元:https://support.google.com/youtube/answer/12475004
クリエイターに配分される収益全体の配分率は45%です。各国でのショート動画の視聴回数に基づいてクリエイターに分配されます。
■【Yahoo!広告】オークションインサイト機能の提供開始
参照元:https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30389612.html
2023年1月25日以降オークションインサイト機能が利用可能になります。
オークションインサイトは、表示URLのドメイン単位で自社と他社の掲載結果を比較できる機能です。
新しい広告管理ツールのキャンペーン、広告グループ、キーワードの各一覧画面から利用できます。
※従来の広告管理ツールおよびキャンペーンエディターでは利用できません。
表示されるデータは以下になります。
・インプレッションシェア
・ページ上部表示率
・ページ最上部表示率
・自社との重複表示率
・他社の上位表示率
・自社の優位表示率