2026年2月の間に発表があった、Google広告やYahoo!広告、Microsoft広告などのWEB広告メディアのアップデート情報をいくつかピックアップしました。
参照元サイトは英語版のみの場合もあります。
Google広告のアップデート情報
【Google広告】デマンドジェネレーションキャンペーンを成果最大化へ
参照元:Our February Demand Gen Drop has more ways to unlock high-performing Demand Gen campaigns.
Googleは2026年2月、デマンドジェネレーションキャンペーンに関する新たな最適化情報を発表しました。
◆オーディエンス戦略
・最適化されたターゲティングを活用、類似オーディエンスを活用、新規顧客獲得目標を適用
→ Google AIを活用して、次の優良顧客を発見
◆入札と予算戦略
・目標コンバージョン単価(tCPA)または目標広告費用対効果(tROAS)の入札戦略を活用して効率を高める
・さらに、パフォーマンス プランナーで適切な予算設計を行う
→ 効率を保ちながら需要創出を拡大
◆クリエイティブ強化
・広告の「広告の強さ(Ad Strength)」を“Excellent”にする
・Google AIを活用し、高品質なアセットを網羅的に用意
→ 高いクリエイティブ パフォーマンスを実現
◆データ基盤の強化
・広告主向けの Googleタグゲートウェイによるサイト全体タグ設置
・オフライン ソースをData Managerに連携
→ 計測精度が向上し成果改善の土台に
Googleの内部分析データによると、4つのベストプラクティスのうち3つ以上実行 → コンバージョンが平均40%以上増加という明確な成果が出ています。
Yahoo!広告のアップデート情報
【検索広告】年齢・性別ターゲティング機能の追加&名称変更
参照元:LINEヤフー for business -【検索広告】年齢・性別を指定したターゲティング機能の追加とターゲットリストの名称変更
Yahoo!広告の検索広告において、ターゲティング機能の強化およびリスト名称の変更が実施されます。
〈実施日〉2026年3月11日(水)(予定)
※実施時期は変更される可能性があります。
◆「ターゲットリスト」→「オーディエンスリスト」へ名称変更
検索広告で使用されている「ターゲットリスト」は、「オーディエンスリスト」へ名称変更されます。
・変更は名称のみ
・機能・配信方法に変更なし
・既存レポートやAPI連携を行っている場合は注意
※ 既存のレポート自動取得やデータ連携処理を行っている場合、名称変更により取り込みエラーが発生する可能性があります。事前確認を推奨します。
◆年齢・性別ターゲティング機能の追加
検索広告で、年齢および性別を指定したターゲティングが可能になります。
あらかじめ用意された「年齢・性別オーディエンスリスト」を広告グループに紐づけることで、特定属性への配信調整が可能です。
〈主なメリット〉
訴求の最適化
ターゲット層に合わせた広告出し分けが可能になり、CTRやCVR改善が期待できます。
属性別成果の可視化
年齢・性別ごとの成果を確認でき、「どの層に強いのか」「どこを強化すべきか」が明確になります。
自動入札の精度向上
年齢・性別データが学習シグナルに加わることで、自動入札の最適化精度向上が期待されます。

〈活用のポイント〉
絞り込み配信だけでなく「分析用途」にも活用可能
配信対象を「全ユーザー」に設定し、年齢・性別オーディエンスリストを連携することで、
・セグメント別成果の把握
・個別入札調整
・自動入札強化
といった運用が可能です。
〈提供条件について〉
・一定の取引実績があるアカウントから順次提供
・詳細条件は非公開
〈補足事項(注意点)〉
・リストの編集:不可(あらかじめ定義済み)
・リーチ規模:ユーザーサイズは確認不可
・組み合わせリスト:利用不可
・表示:ユーザー作成リストと混在表示
今回のアップデートにより、検索広告でも属性軸での戦略設計が可能になります。特に自動入札を活用しているアカウントでは、学習精度向上の観点からも早期活用を検討するとよいでしょう。
【検索広告(ショッピング)】オーディエンスリストターゲティング機能を追加
参照元:LINEヤフー for business -【検索広告(ショッピング)】オーディエンスリストターゲティング機能の追加について
「検索広告(ショッピング)」において、オーディエンスリストターゲティング機能が新たに追加されます。
これにより、検索連動型ショッピング広告(SSA)でも、ユーザー属性や行動履歴に基づいた配信最適化が可能になります。
〈実施日〉2026年4月1日(水)(予定)
※実施時期は変更される可能性があります。
オーディエンスリストターゲティングとは |
〈検索連動型ショッピング広告(SSA)で利用可能なオーディエンスリスト〉
| ウェブサイト訪問ユーザー | 過去に自社サイトを訪問したユーザーへ配信 |
| 顧客データ | 自社で保有・分析した顧客リストを活用して配信 |
| 組み合わせ | 複数のオーディエンスリストを掛け合わせて、より精緻なターゲティングが可能 |
〈主なメリット〉
・オーディエンスリストに含まれる特定ユーザーへ配信を強化できる
・オーディエンスリストに含まれる特定ユーザーへ配信を除外できる
・自社に興味関心の高いユーザーへ優先的に配信できる
検索広告(ショッピング)においても、従来の「キーワード × 商品データ」だけでなく、ユーザー軸での戦略設計が可能になります。
〈注意事項〉
・「ウェブサイト訪問ユーザー」を利用する場合は、計測タグの設置が必要です。
広告管理ツールで、複数動画の一括アップロードが可能に
参照元:LINEヤフー for business -【Yahoo!広告】広告管理ツール改善内容のご紹介(2026年1月分)
広告管理ツール上で、最大10件までの動画を一括アップロードできるようになり、入稿作業がよりスムーズになりました。
〈主なメリット〉
・管理画面上でアップロード状況をリアルタイム確認
→ 待ち時間の把握やトラブル対応がしやすくなります。
・アップロード未完了動画は「処理状況を確認する」から中止可能
→ 誤ってアップロードした場合や、内容を差し替えたい場合には、無駄な作業を減らし、迅速な修正が行えます。
Microsoft広告のアップデート情報
AI検索を理解する:現代マーケターのためのガイド
参照元:Microsoft Advertising – Understanding AI search: A guide for modern marketers
2026年のスタートとともに、マーケティング業界ではAIを巡る議論がますます活発になっています。
その中で一貫して聞かれる声は――
「AI時代において、どうすれば自社ブランドを“見つけてもらい”、関連性を保ち、成果につなげられるのか?」
Microsoftは以前、「チャットボットとエージェントのためのマーケター向けガイド」を公開し、“キーワードから会話へ”という変化を解説しました。しかし現在は、その変化がさらに加速。AIアシスタントはより高度化し、ユーザーがクリックする前に答えを提示する世界へと進化しています。
そこで今回、AI検索時代に対応するためのガイドがアップデートされました。
◆改訂版AIマーケターズガイドのポイント
① LLM(大規模言語モデル)の仕組みを理解する
生成AIが高精度で使いやすい理由は、LLM(Large Language Models)の進化にあります。
ガイドでは次のポイントを解説しています。
・LLMはどのように学習するのか
・LLMが得意とすること
・RAG(Retrieval Augmented Generation)による精度向上の仕組み
→ AI検索を攻略するには、まず「AIがどう考えているか」を理解することが重要です。
② AI検索でブランドが表示される仕組み
AI検索でブランドが表示される方法は、大きく2つあります。
・有料掲載:スポンサー回答、マルチメディア広告など
・オーガニック表示:AIが情報を収集・統合して生成回答に含める
特にオーガニック表示は、以下の3段階プロセスで構成されます。
〈AIの回答生成プロセス〉
(1)基礎理解(Baseline understanding)
→ 事前学習された知識
(2)裏付け補強(Grounded refinement)
→ Web上から取得した情報
(3)精度シグナル(Precision signals)
→ 構造化データや一次情報
つまり、「サイトが評価されること」「構造化された明確な情報発信」が重要になります。
③ SEOとGEOの違いとは?
最近注目されている「GEO(Generative Engine Optimization):生成エンジン最適化」。
結論から言うと、GEOはSEOの延長線上にあるが、より“AIに伝わる書き方”が求められる分野です。
〈SEO vs GEO 比較〉
| 項目 | SEO | GEO |
| 目的 | 検索順位向上 | AI回答への引用・推薦 |
| 重視点 | キーワード | 明確性・構造・文脈 |
| 表示先 | 検索結果ページ | AI生成回答 |
従来のSEOは依然として重要です。しかしGEOでは、「明確な文章構造」「箇条書きや整理された情報」「AIが解釈しやすい文脈設計」がより重要になります。
◆今、最も重要な業界変化
「検索は“リンクを探す行為”から、“答えを得る行為”へ」
AI検索の影響は今後さらに拡大します。
Microsoftは、「AI検索の最新動向」「実践的なアクションプラン」「今すぐ実行できる施策」を継続的に提供していくとしています。
◆AI検索時代のマーケティング戦略
今後マーケターに求められるのは、
・AIに正しく理解される情報設計
・SEOの土台強化
・構造化・一次情報の整備
・有料広告とオーガニックの統合戦略
AI主導の検索環境では、「見つかる」だけでなく「引用される」「推薦される」ブランドになることが重要です。
弊社ではWeb集客の分析や改善提案など、製造業・建築業に特化したデジタルマーケティングのプロがトータルサポートを行っております。いつでもご相談ください。
2026年1月(一部2025年12月)の間に発表があった、Google広告やYahoo!広告、Microsoft広告などのWEB広告メディアのアップデート情報をいくつかピックアップしました。参照元サイトは英語版のみの場合もあります。[…]


