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SEOとリスティング広告の違いとは? 特徴や使い分け方を解説

SEOとリスティング広告の違いとは?特徴や使い分け方を解説

私たちが日常的に利用している検索エンジン。その検索結果で上位に表示されるかどうかは、Webページがどれだけ見られるかに大きく影響します。実際に、検索結果の1ページ目に表示されないWebサイトは、ユーザーにほとんど見られないというのが現実です。
Webサイトを運営する企業にとって、ただページを作るだけでは不十分で、見つけてもらうための施策が欠かせません。そこで重要になるのが、SEO(検索エンジン最適化)とリスティング広告(検索連動型広告)です。
本記事では、この2つの施策の仕組みや違いをわかりやすく解説し、BtoB企業が成果につなげるためにどのように使い分けるべきかを紹介します。

SEOの特徴

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、検索エンジンで自社のWebサイトが上位に表示されるようにするための手法や戦略のことです。

検索結果画面、SEO

仕組みとしては、作成したサイトを検索エンジンが評価を行い上位に表示するかどうか判断します。

特徴は以下のようなことが挙げられます。
・上位表示で権威性や信頼を得られる
・コンテンツが蓄積され資産になる
・即効性が低い

■上位表示で権威性や信頼を得られる

Googleが独自に決めた良いコンテンツについての基準でE-E-A-Tというものがあり、それぞれエクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)を示しています。つまり、検索結果の上位に表示されるコンテンツというのは検索エンジンから情報が信頼でき、権威性があると認められたものになるため、ユーザーからもそのような判断をされやすくなります。

参照元:Google検索セントラル – 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成

■コンテンツが蓄積され資産になる

SEOはすぐに結果が出るものではありませんが、コンテンツが蓄積され、アクセス数も増えればWebサイトとしての価値も上がり、やがては検索エンジンの評価も上がっていきます。

■即効性が低い

SEOは、対策を行ったからといってすぐに評価が上がり、検索結果に反映されるといったことは滅多にありません。Webサイトが上位表示されるためには数か月単位で考える必要があります。しかし、前述した通り長期的に見れば大切な施策となります。

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BtoB向けSEOガイド

リスティング広告の特徴

リスティング広告(検索連動型広告)とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーが検索したキーワードに応じて、検索結果の上部や下部に表示される広告のことです。

リスティング広告 検索例

仕組みとしては、ユーザーが調べたキーワードに合わせて、関連がありそうな広告を表示します。

特徴は以下のようなことが挙げられます。
・即効性がある
・検索結果より上に表示される
・広告費用がかかる

■即効性がある

リスティング広告は、オークションで広告枠を落札できれば誰でも検索結果の上位に表示させることができます。作り立てのサイトの集客でまず実施する施策に適しています。

■検索結果より上に表示される

広告に問題がなくオークションで落札できれば検索結果の上位に表示されるため、ユーザーが検索してまず目に入る部分に広告が掲載されます。

■広告費用がかかる

広告なので、広告費用がかかります。費用は固定ではなく、自動で行われるオークションごとに決まります。入札額の上限は広告主が決められるので、予算を決めておけば使いすぎるということはありません。

BtoB向けWebマーケティング初心者のために、リスティング広告の基本から出稿・運用のポイントまでをわかりやすく解説した入門資料をご用意しておりますので、ぜひご活用ください。

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リスティング広告とは?

SEOとリスティング広告の違い

SEOとリスティング広告の違いを以下の2つのポイントに焦点を当ててご紹介します。
・期間
・ターゲット層

【期間】

特徴でもご紹介しましたが、リスティング広告は短期的、SEOは中長期的な効果が見込めます。

そのため、常設のコンテンツに関してはSEOで常時検索結果の上位に表示されていれば、常にアクセスを獲得することができますが、期間限定のセールやキャンペーンなど、すぐに集客したいといった場合にはリスティング広告が有効です。

【ターゲット層】

どちらも検索を行ったユーザーが対象となりますが、ターゲットとなる層が若干異なります。

リスティング広告は短期的な集客が見込めるものになるため、すでに購買意欲があり顧客になる可能性の高い顕在層へのアプローチに向いています。
一方、SEOは様々なキーワードで上位に表示される可能性があるため、まだニーズが明確になっていない潜在層へのアプローチに向いています。

SEOとリスティング広告の使い分け方

作り立てのサイトの場合、コンテンツが少ないという点でまずサイトの評価が上がりにくく検索結果の上位にすぐに掲載されるということも稀なので、はじめはリスティング広告で検索結果の上位に表示させます。

リスティング広告を行い、検索結果の上位に表示させることで、調べたユーザーからの認知獲得と、コンテンツの質がよければファン獲得にもつながります。

また、前述した通り、短期的なキャンペーンなどを行う際にもリスティング広告が有効です。

SEOは作成したコンテンツ全てが対象となるため、様々なキーワードから集客が見込めます。
そのため、SEO対策は常に行います。
Web運用は常にユーザーの質を意識することが重要です。ユーザー目線でコンテンツを作成したり改善を行っていけば、いずれは評価も上がっていくはずです。

まとめ

今回はSEOとリスティング広告の違いについてご紹介しました。それぞれの特徴や違いを理解しておくことで、しかるべきタイミングで施策を打つことができ、効率的なWebサイト運営が出来るようになると思います。

また、弊社では広告運用代行サービスや、その他集客に関するサービスを行っています。
Webサイト集客に悩んでいる。改善したいという方は是非一度ご相談ください。

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