2021年10月13日(水)からYahoo!広告からLINEアプリ上への広告配信が可能になりました。
今回はYahoo!広告管理画面からLINEアプリへ広告掲載する詳細内容についてご紹介します。
■概要
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)を出稿している広告が、LINE NEWS面の一部広告枠にも広告が掲載されることになりました。
画像引用:【ディスプレイ広告(運用型)】LINEアプリ配信について – Yahoo!広告
配信数については今後徐々に増やしていく予定だそうです。
なお、再入稿は必要なく、例えばアプリ面での広告配信を除外していたり、配信面を限定していなければ自動的に配信されます。
■LINE広告は幅広いユーザー層へのリーチが得意
LINEは国内利用人数は8,900万人以上で日本の人口の70%以上に利用されています。
さらに、ユーザー層に関しては女性の方がやや多いもののほぼ同比率で、さらに年齢層は10代~60代にかけて各年代偏りなく利用されています。
画像引用:媒体資料の一覧ページ|LINE for Business
一方、Yahoo!は利用率は高いものの、若年層に若干弱い傾向がありました。
LINEで配信されることにより、Yahoo!広告でカバーしきれていなかった潜在層にもアピールできるようになります。
■LINEで配信される広告はレスポンシブ(画像)のみ
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)を入稿した全ての広告が配信されるわけではありません。
配信対象となる広告はレスポンシブ(画像)のみとなります。
ピクセルサイズ300×300、1200pixel x 628pixel(アスペクト比:1.91:1)のいずれも対象となります。
■広告の審査はヤフー側で実施
広告の審査に関してはYahoo!広告のガイドラインに沿ってヤフー側で実施されます。
ただし、LINE側での掲載面の規定もあるため、注意が必要です。
また、LINEで配信される際にレスポンシブ画像の四隅が丸く加工される可能性があります。
■LINE側の掲載枠について
画像引用:【ディスプレイ広告(運用型)】LINEアプリ配信について – Yahoo!広告
2021年10月13日時点でのLINE NEWS 面の一部広告枠です。
①LINEニューストップ面をスクロールした際に定期的に表示されるBigbanner
②LINEニュース記事遷移→「続きを読む」をタップ、記事の中間にあるBigbanner
③LINEニュース記事遷移→「続きを読む」をタップ、記事読了後、直下に位置するCard View
④ニュース記事遷移→「続きを読む」をタップ、ページ下部にFloatingで表示
⑤ニュース記事遷移→下部にスクロールすると定期的に表示されるBigbanner
⑥ニュース記事遷移→下部にスクロールすると定期的に表示されるList view
■まとめ
今回はYahoo!広告から配信されるLINE広告についてご紹介しました。
Yahoo!広告からLINEにも配信できればさらに幅広いユーザーに対して広告が見てもらえる機会が増えます。
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)の効果を最大化するためには有効かもしれません。
今後配信面や配信数が増えることに期待したいところです。
弊社ではYahoo!広告の運用管理の代行も行っています。
お悩みのことがあれば是非ご相談ください。