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リスティング広告のA/Bテスト 実施方法とポイントを解説!

リスティング広告のA/Bテスト 実施方法とポイントを解説!

BtoBマーケティングにおいて、リスティング広告は潜在顧客にアプローチするための効果的な手段です。しかし、同じ広告でもその効果は広告文やターゲット設定によって大きく異なります。広告の効果を最大化するために重要になるのが「A/Bテスト」です。本記事では、リスティング広告におけるA/Bテストの目的やメリット、実施方法について解説します。

A/Bテストとは?

A/Bテストとは、広告の異なる複数のパターンを比較して、どちらがより効果的かを測定する手法です。具体的には、広告文やキーワード、ターゲティング、ランディングページなどを変更し、それぞれのパフォーマンスを比較します。A/Bテストを行うことで、最も効果的な要素を特定し、広告運用の最適化を図ることができます。

A/Bテストを行うメリット

BtoBマーケティングにおいては、ターゲットとなる顧客が限られているため、リスティング広告が無駄なく最適に運用されることが非常に重要です。以下に、A/Bテストを実施する主なメリットを紹介します。

手軽に実施できる

A/Bテストは、複雑な設定なしで手軽に実施できます。また、特別なスキルを持っていなくても、誰でも比較的簡単にテストを始めることができます。

短期間で成果を確認できる

リスティング広告では、クリック数やコンバージョン数がすぐに反映されるため、テストを行ったその日にでも効果を測定することが可能です。どの広告が効果的かを早期に把握できることは、戦略の迅速な調整に大きな利点をもたらします。

広告のパフォーマンスを改善できる

A/Bテストを使うと、異なる広告のパターンを比較し、その効果を計測することで、どのパターンがより高いクリック率(CTR)コンバージョン率(CVR)を得られるかを把握できます。

また、感覚や仮説ではなく、実際のデータに基づいて最適な広告を選定できます。

コストを最適化できる

A/Bテストで得たデータを基に広告を最適化することで、無駄な広告費を削減し、広告費用対効果(ROI)を向上させることができます。

リスクを最小限に抑えられる

広告運用において、一度に大きな変更を加えることはリスクを伴います。A/Bテストを行うことで、効果を確認しながら、少しずつ広告の改善を進めることができます。特にBtoB広告は、長期的な成果が求められるため、リスクを最小化しながら最適な結果を目指すことが重要です。

LPの改善にも効果的

A/Bテストは広告だけでなく、LP(ランディングページ)の効果改善にも役立ちます。特に、ファーストビューにおける広告内容とLPの整合性を高めることが重要です。広告の内容に合わせてLPを最適化し、ユーザーが最初に目にする部分で効果的に訴求できます。

また、導線を意識して、CTA(コール・トゥ・アクション)の位置や文言、画像、フォームの設計をテストすることで、ターゲット層に最適な流れを作り、コンバージョン率の向上を図ることができます。

*CTA(コール・トゥ・アクション)とは、ユーザーに特定の行動を促すための指示や呼びかけのこと

A/Bテストを実施する際の注意点

A/Bテストは単に広告の内容を変更して配信するだけでなく、以下の点にも留意する必要があります。

  • テストの期間:A/Bテストを実施するためには、一定期間広告を運用してデータを蓄積する必要があります。テスト期間が短すぎると、十分なサンプル数を集められず、結果が偏る可能性があるため、最低でも1〜2週間程度の期間を確保することが重要です。
  • テストの繰り返し:A/Bテストは一度だけでは正確な結果を得ることができません。配信した曜日や季節などの外部要因による影響を排除し、より正確なデータを基に効果的な広告を特定できます。

A/Bテストは様々な要因を考慮したうえで、継続的な運用が必要となります。

A/Bテストの実施方法

目的を明確にする

A/Bテストを実施する前に目的を明確に設定することが重要です。明確な目的がなければ、テスト結果からどの要素が効果的だったのかを把握できなくなってしまいます。

リスティング広告では、目的に応じて最適なテスト項目が異なるため、A/Bテストを行う際は、まず訴求ポイント別に複数の広告を用意し、目的に合わせたテストを設定することで、結果をより具体的に活かすことができます。

テストする要素を決定する

1)訴求別に広告を用意する

広告作成時に様々な訴求ポイントが思い浮かぶかと思います。そこで、どの訴求文言が最も効果的かをA/Bテストで検証します。

(例)
 価格(〇%オフなど)
 品質(〇〇を使用 など)
 サポート(プロの〇〇が対応します  など)
まずは訴求別に広告を配信して効果を確認し、効果が高かった訴求を基にさらにA/Bテストを実施します。

2)見出し、説明文を変更する

効果の高かった訴求内容を基にA/Bテストを実施します。この際、変更するのは1箇所に絞ることが重要です。複数の要素を変更すると、どの部分が効果的だったのか、または効果が低かったのかを正確に測定することが難しくなるからです。
(例)
 見出し(タイトル)のみを変更
 説明文のみを変更
 使う語句はそのままで前後を入れ替える

3)ターゲティングを変更する

地域、業種、役職などのターゲティング条件を変更し、どのターゲット層が最も効果的に反応するかを調べます。

4)ランディングページを最適化する

広告をクリックした後の遷移先であるLP(ランディングページ)も重要な要素です。異なるデザインやコンテンツをテストし、最もコンバージョン率の高いLPを選びます。

結果の収集と分析

テストを一定期間実施した後、クリック率(CTR)コンバージョン率(CVR)などの指標を収集し、どのパターンが効果的だったのかを分析します。

広告の最適化について

「A/Bテストを手動で行う時間がない」、「効果が薄い広告を自動で除外したい」場合には、広告の最適化機能があります。

広告の最適化機能は、配信後に効果の高かった広告のみを自動的に配信する仕組みです。これを適用しない場合、入稿した広告はローテーションで配信されますが、最適化を適用すると、効果が薄い広告は自動的に配信されなくなります。

■Yahoo!広告の設定画面

  1. 広告管理ツールの「検索広告」タブをクリックします。
  2. 最適化を設定したい広告グループをクリックします。
  3. 広告グループ名の下のほうにある「広告グループ設定情報」をクリックします。
  4. 設定画面下の[設定内容を編集]ボタンを押します。
  5. 「広告表示の最適化」で「オプション設定(広告表示の最適化)」をクリックします。
    広告最適化の設定(Yahoo!広告)
  6. [編集内容を保存]ボタンをクリックします。

■Google広告の設定画面

  1. 変更するキャンペーンをクリックします。
  2. ページメニューで [設定] >[その他の設定] をクリックします。
  3. 広告のローテーションを選択します。
  4. [最適化] を選択します。
    広告最適化の設定(Google広告)
  5. [保存] をクリックします。

まとめ

BtoBのリスティング広告におけるA/Bテストは、広告効果を最大化するために欠かせない手法です。テストによって得られたデータを基に広告文、ターゲティング、ランディングページなどの最適化を行い、無駄なコストを削減しつつ、より高いROIを実現しましょう。継続的なテストと改善を行うことで、BtoBマーケティングの成果を大きく向上させることができます。

 

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