Yahoo!広告のディスプレイ広告(YDA)では、自社の商品やサービスにマッチしたカテゴリートピックを追加することでターゲティングを行う「オーディエンスターゲティング」という方法があります。
今回はオーディエンスカテゴリーターゲティングについて、それぞれのカテゴリータイプの説明と管理画面からの設定方法をご紹介します。
■オーディエンスカテゴリーターゲティングとは?
オーディエンスカテゴリーターゲティングは、ユーザーの検索傾向やWebサイトの閲覧履歴に基づいて自社の商品やサービスにマッチしそうなオーディンスに広告を配信するターゲティング方法です。
オーディエンスカテゴリーターゲティングには3つのカテゴリータイプがあり、カテゴリータイプを指定することによってターゲティングを行います。
また、カテゴリータイプは複数選択可能で設定上限数もありません。
■カテゴリータイプとは
カテゴリータイプとは、「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」のそれぞれのユーザーが持つ特徴のことです。
オーディエンスカテゴリーターゲティングはカテゴリータイプを選択することでターゲティングを行います。
カテゴリータイプの一覧はこちらをご覧ください。
【興味関心】
興味関心カテゴリーでは、商品やサービスに対して興味や関心があるユーザーに対して広告を配信します。
潜在顧客の集客、ブランド認知を目的とするカテゴリータイプです。
【購買意向】
購買意向カテゴリーでは、商品やサービスを検索していたりカートに入れているユーザー、見込み顧客と思われるユーザーに対して広告を配信します。
顕在顧客の集客、成果の最大化などを目的とするカテゴリータイプです。
【属性・ライフイベント】
属性・ライフイベントでは、特定の属性・ライフイベント:家族構成や世帯収入、学歴・職種を持つユーザーに対して広告を配信します。
時期が限られる場合や、ターゲットが限られている場合にオーディエンスを絞り込むに有効なカテゴリータイプです。
■オーディエンスカテゴリーターゲティングの設定方法
実際にYahoo!広告の管理画面からオーディエンスカテゴリーターゲティングを設定する方法をご説明します。
なお、ディスプレイ広告(YDA)には運用型と予約型がありますが、今回は運用型での設定方法をご紹介します。
設定方法は以下の通りで、いずれの方法でも設定することができます。
・オーディエンスカテゴリー編集画面から設定する方法
・広告グループの新規作成、設定画面から設定・編集する方法
1:オーディエンスカテゴリー編集画面から設定する方法
- サイドメニューの「オーディエンスカテゴリー」をクリックします。
- 「編集」ボタンをクリックします。
- 設定するキャンペーン、および該当の広告グループをクリックします。
- 「全てのユーザーに配信」または「オーディエンスカテゴリーを指定して配信」を選択します。
- 「オーディエンスカテゴリーを指定して配信」を選択した場合
・「興味関心(潜在顧客の集客、ブランド認知)」
・「購買意向(見込み顧客へのアプローチ)」
・「属性・ライフイベント(顧客層を指定したアプローチ)」
から、ターゲットとするオーディエンスカテゴリーにチェックを入れます。 - 「設定」ボタンをクリックします。
2:広告グループの新規作成、設定画面から設定・編集する方法
- 「広告グループを作成する」画面、または「広告グループ設定」の編集画面内から、
下にスクロールしていくと「オーディエンスカテゴリー」の項目があるので、「全てのユーザーに配信」または「オーディエンスカテゴリーを指定して配信」を選択します。
- 「オーディエンスカテゴリーを指定して配信」を選択した場合
・「興味関心(潜在顧客の集客、ブランド認知)」
・「購買意向(見込み顧客へのアプローチ)」
・「属性・ライフイベント(顧客層を指定したアプローチ)」
から、ターゲットとするオーディエンスカテゴリーにチェックを入れます。 - 「作成」または「保存」ボタンをクリックします。
■まとめ
ディスプレイ広告は、様々なターゲティング設定を駆使して、いかに自社商品やサービスにマッチしたユーザーへ広告を配信していくかが重要になります。
より効率的に多くの成果を出すためにも、是非オーディエンスカテゴリーターゲティングを活用してみてください。
弊社では長年の広告運用の知識を活かした運用代行サービスを行っています。
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