DMカードジャパン(株)が運営するBtoBに特化したデジタルマーケティングブログ

【2021年最新】YouTube広告のフォーマットと入稿規定まとめ

Youtube広告のフォーマットと入稿規定まとめ

YouTubeは月間20億人ものアクティブユーザーをもつ世界最大の動画プラットフォームです。

YouTube広告は動画の前後、または途中、さらにトップや検索結果など様々な場所、方法で配信が可能です。

今回は2021年9月現在使用できるYouTube広告の広告フォーマットと入稿規定についてまとめてご紹介いたします。

■YouTube広告のフォーマット

YouTube広告は主に6種類の動画広告があり、目的に合わせて動画形式や広告掲載場所が選べます。

<バンパー広告>

バンパー広告

画像引用:動画広告フォーマットの概要 – YouTube ヘルプ

バンパー広告は動画再生前、再生中、または再生後に再生される6秒以内の動画広告です。この広告はスキップすることができません。

短時間でユーザーの印象に残る広告であればユーザーの視聴への負荷を最小限に抑えながらブランドの認知度を高めることができます。

課金方式は目標インプレッション単価制が採用されており、広告の表示数に基づいて料金が発生します。

<スキップ可能なインストリーム広告>

スキップ可能なインストリーム広告

画像引用:動画広告フォーマットの概要 – YouTube ヘルプ

スキップ可能なインストリーム広告は動画の前後、または途中に再生される動画広告です。
広告が再生されて5秒が経過すると、広告をスキップすることができます。

長い広告が作れるので、ストーリー形式で時間をかけてしっかりと内容を伝えたい場合などに向いている広告です。5秒間でインパクトのある内容にしスキップされない工夫をすることが重要です。

課金方式はCPV 単価制で、ユーザーが動画を30秒間視聴するか、30秒経つ前に動画を操作した場合に料金が発生します。

<スキップ不可のインストリーム広告>

スキップ不可なインストリーム広告

画像引用:動画広告フォーマットの概要 – YouTube ヘルプ

スキップ不可のインストリーム広告は動画再生前、再生中、または再生後に再生される 15 秒以下の動画広告です。この広告はスキップすることができません。

通常のテレビCMと同じ長さなので重要な内容はしっかり入れつつ視聴者にもそれほど負荷を与えない長さの広告が作成できます。

課金方式は目標インプレッション単価制で、広告の表示回数に基づいて料金が発生します。

<TrueViewディスカバリー広告>

 ディスカバリー広告

画像引用:動画広告フォーマットの概要 – YouTube ヘルプ

TrueViewディスカバリー広告はYouTubeの関連動画の横や検索結果部分、モバイル版YouTubeのトップページなど、あらゆる場所に掲載されます。
ユーザーがサムネイルをクリックすると広告が再生されます。

ユーザーがクリックしないと広告が再生されないため、広告の内容に対して興味関心が強いユーザーに広告を見てもらえる可能性が高くなります。

課金方式はユーザーがサムネイルをクリックして広告を視聴した場合に料金が発生します。

<アウトストリーム広告>

アウトストリーム広告

画像引用:動画広告フォーマットの概要 – YouTube ヘルプ

アウトストリーム広告は、Googleパートナーサイトで配信されるモバイル専用広告です。
音声なしで再生が開始されユーザーが画面をタップすることで音声のミュートが解除されます。

インストリーム広告がYouTube内で配信されるのに対して、アウトストリーム広告はYouTube外のサイトやアプリで広告が配信されます。

課金方式はインプレッション単価(vCPM)に基づいており、動画再生が 2 秒以上視聴された場合に料金が発生します。

<マストヘッド広告>

マストヘッド広告

画像引用:動画広告フォーマットの概要 – YouTube ヘルプ

マストヘッド広告はYouTubeホームフィード(トップページ)の上部に表示される広告です。

YouTubeで最も目立つ場所に広告が掲載出来るので、大規模な範囲のユーザーへアピールすることができます。

※こちらの広告はGoogle の営業担当者との予約を通じてのみ広告配信が可能です。

■YouTube広告入稿規定

YouTube広告の入稿規定を以下にまとめました。
動画はほとんどがアスペクト比16:9で作成されており、解像度は1920×1080以上のものが一般的です。

 アスペクト比ファイルサイズ動画の長さ
バンパー広告16:9最大6秒
スキップ可能なインストリーム広告16:912秒以上
スキップ不可のインストリーム広告16:96秒以上15秒以内
TrueView ディスカバリー広告640×360(16:9)
または 480×360(4:3)(推奨)
最大1GB
アウトストリーム広告16:9
マストヘッド広告16:9
(1920×1080 以上)

<バンパー広告>

アスペクト比:16:9
ファイルサイズ:ー
動画の長さ:最大6秒

<スキップ可能なインストリーム広告>

アスペクト比:16:9
ファイルサイズ:ー
動画の長さ:12秒以上

<スキップ不可のインストリーム広告>

アスペクト比:16:9
ファイルサイズ:ー
動画の長さ:6秒以上15秒以内

<TrueView ディスカバリー広告>

アスペクト比:640×360(16:9)または 480×360(4:3) (推奨)
ファイルサイズ:最大1GB
動画の長さ:ー

<アウトストリーム広告>

アスペクト比:16:9
ファイルサイズ:ー
動画の長さ:ー

<マストヘッド広告>

アスペクト比:16:9(1920×1080 以上)
ファイルサイズ:ー
動画の長さ:ー

■ファイル形式

動画のファイル形式は以下が対応しています。

  • .MOV
  • .MPEG-1
  • .MPEG-2
  • .MPEG4
  • .MP4
  • .MPG
  • .AVI
  • .WMV
  • .MPEGPS
  • .FLV
  • 3GPP
  • WebM
  • DNxHR
  • ProRes
  • CineForm
  • HEVC(h265)

■まとめ

今回はYouTube広告のフォーマットの概要や入稿規定についてご紹介いたしました。

YouTubeの動画広告は今回ご紹介したように複数の配信フォーマットがあり、動画の構成やターゲットに合わせて選定する必要があります。
また、動画の開始数秒でユーザを引き付け効果を出すための動画作成ノウハウや、配信ユーザのターゲット設定や配信後の改善方法等、弊社では貴社の目的に合った動画広告のご提案が可能です。

是非、お気軽にお問い合わせください。