リスティング広告とは、検索結果に表示されるWeb広告のことです。
インターネットを利用して検索をしたことがある人であれば、一度は目にしたことがあると思います。
しかしこれからWeb広告を担当する方は難しいと感じてしまうと思います。
そこで今回はデジタルマーケティング実施の際に中心的な施策になることも多いリスティング広告の特徴や、Google広告とYahoo!広告の違い等を紹介します。
■リスティング広告ってどんな広告?
リスティング広告(検索連動型広告)とは何なのでしょうか?
ひとことで説明すると、GoogleやYahoo!等の検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに応じて表示される広告です。
表示場所は検索結果の最上部と下部です。[スポンサー]や[広告]という文字が必ず入っています。
検索連動型広告の文字通り、特定のキーワードが検索されたときにそのキーワードに合わせて広告が表示されます。
例えば、[リスティング広告 委託]と調べると、検索されたキーワードと関連のあるリスティング広告の代行業者などの広告が出てくる可能性があります。
こうして検索結果を用いて広告を表示させることで、リアルタイムで情報を探しているユーザーにアピールが可能なのです。
広告費用は、ユーザーが広告をクリックしたら発生する課金形式が多く、そのような課金方法はクリック課金型広告(Pay Per Click広告の頭文字をとったPPC広告)とも呼ばれます。
■リスティング広告の特徴
リスティング広告の特徴は主に3つ
- 柔軟な予算設定が可能
- 戦略に応じた配信設定が可能
- 効果測定が可能
これらの特徴についてひとつずつ説明していきます。
柔軟な予算設定が可能
1日あたりの予算やクリック1回に対しての支払い上限額など、広告予算を任意に決めることができます。
戦略に応じた配信設定が可能
広告を配信する曜日や時間帯、PCとスマホなどデバイス、都道府県等のエリア指定など戦略に応じ予算設定が可能です。
効果測定が可能
デジタルマーケティング全般にいえることですが、どのキーワードで何回広告が表示され、何回クリックされたか等の測定ができます。
■Google広告とYahoo!広告の違い
利用者数の違い
国内の検索エンジンのシェアは、Googleが約76%、Yahoo!が約12%で、Googleの方が圧倒的に高いことがわかります。
※StatCounterの統計(2022年12月~2023年12月)
引用元:Statcounter Global Stats Search Engine Market
https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan/#monthly-202212-202312
ユーザー層の違い
Googleは広くサービスを提供しており、ユーザーは幅広い年齢層や興味関心を持った人々で構成されています。
Yahoo!は、ニュースやファイナンス、スポーツなどのコンテンツに焦点を当てており、比較的にユーザーの年齢が高い傾向があります。
掲載先の違い
Google広告、Yahoo!広告共に各検索エンジンの検索結果ページで、上部や下部に表示されるテキスト広告の掲載が最も一般的です。さらに、それぞれの提携先サイトにも広告が表示されます。
広告を掲載する際には、Google広告とYahoo!広告の両方を活用する、またはターゲットとなるユーザー層や目的に応じて選択することが重要です。
■まとめ
今回はリスティング広告についての概要と主な特徴を挙げていきました。
これまで使っていた検索エンジンも、同じキーワードで検索して検索エンジンごとにどんな広告があるのか見てみるのもおもしろいかもしれません。
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