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【2022年最新】「レスポンシブ検索広告」とは?機械学習で最適な広告を配信する

【2022年最新】「レスポンシブ検索広告」とは?機械学習で最適な広告を配信する

Yahoo!広告では、2021年5月12日より「レスポンシブ検索広告」が導入されました。

またGoogle広告では、2022年6月30日より「拡張テキスト広告」が廃止され、以降は「レスポンシブ検索広告」へ一本化されます。

このような動きもあり注目度が上がっているレスポンシブ検索広告ですが、今回はメリットや注意点、入稿規定から入稿方法までまとめた情報をご紹介致します。

※この記事は2022年1月に作成したものです。

■レスポンシブ検索広告とは

【概要】

「レスポンシブ検索広告(RSA)」はYahoo!広告とGoogle広告で配信できるテキスト広告の1つです。複数の広告見出しと説明文を入力しておくことで、様々な組み合わせが自動的に組み合わせられ、掲載結果が最も高い組み合わせが使用されるという広告形式です。

【メリット】

レスポンシブ検索広告では以下の点の向上が期待できます。

・視認性の向上
  ユーザが使っている端末に合わせて画像と広告文が組み合わされて表示されるので視認性が高まります。

・見出しと説明文の組み合わせを自動でテスト
  複数の広告見出しや説明文を設定することで、自動的に関連性の最も高い組み合わせを表示してくれます。

・オークション機会が増加
  複数の広告見出しを登録することで、ユーザの検索語句と一致する可能性も高くなり、結果的にオークション機会も増えより多くの見込み客へアプローチが可能になります。

・クリック率・成果の向上
  最適な広告が表示されるため検索語句の一致率が高まり、クリック率が向上する可能性があります。

【テキスト広告との違い】

テキスト広告では、あらかじめ見出しや説明文の組み合わせや順番を広告主が決める形式となるため、順番を変えたり異なる文を追加する場合は複数広告を作成する必要がありました。

レスポンシブ検索広告はメリットでも挙げた通り、見込み顧客の検索語句に密接に関連した広告が配信されるよう自動的に見出しと広告文が組み合わせて配信されます。そのため広告主は複数の広告を入稿しなくても最適な広告が配信できます。

■レスポンシブ検索広告入稿規定

レスポンシブ検索広告では以下の文字制限があります。最適な広告が配信されるように関連性のある広告見出しと説明文をできるだけ多く追加しましょう。

【Yahoo!広告】

  入稿可能数 文字数
タイトル 3~15本 全角15文字、半角30文字
説明文 2~4本 全角45文字、半角90文字

【Google広告】

  入稿可能数 文字数
タイトル 3~15本 全角15文字、半角30文字
説明文 2~4本 全角45文字、半角90文字
タイトル:3~15本、文字数:全角15文字以内、半角30文字以内
説明文:2~4本、全角45文字以内(半角90文字以内)

■レスポンシブ検索広告入稿手順

【Yahoo!広告】

  1. 広告管理ツールの[検索広告]タブをクリックし、[キャンペーン管理]タブをクリックします。
  2. [広告]をクリックして[広告作成]ボタンを押します。
    [広告]をクリックして[広告作成]ボタンを押します。
  3. [対象を選択]で広告を登録するキャンペーン(標準キャンペーン)と広告グループを選択します。
    ※末尾に(標準)と記載されたキャンペーンを選択してください。
    [対象を選択]で広告を登録するキャンペーン(標準キャンペーン)と広告グループを選択します。
  4. [広告タイプ]で[レスポンシブ検索広告]を選択します。
    [広告タイプ]で[レスポンシブ検索広告]を選択します。
  5. 必要な内容を入力します。
  6. [保存]ボタンを押します。

【Google広告】

  1. 左側のページメニューで [広告と広告表示オプション] をクリックします。
  2. プラスボタンをクリックし、[レスポンシブ検索広告] を選択します。
    レスポンシブ検索広告入稿手順1
    レスポンシブ検索広告入稿手順2
  3. 最終ページ URL と表示 URL のパスのテキストを入力します。入力するとすぐに、広告のプレビューが右側に表示されます。
  4. 広告見出しを入力します。
  5. 説明文を入力します。
    レスポンシブ検索広告作業手順3
  6. [保存] をクリックします。

■レスポンシブ検索広告注意点

レスポンシブ検索広告はその特徴から入稿にいくつか注意が必要です。

広告グループごとに少なくとも1件設定

Yahoo!広告Goole広告ともに広告グループごとに1件以上レスポンシブ検索広告を設定することを推奨しています。

広告アセット内で重複した単語や言葉を入れない

タイトルと説明文が組み合わせられたときに内容が重複してしまうと広告品質の低下が懸念されるため、タイトルと説明文で内容が重複しないようにしてください。

学習期間が必要

機械学習が最適なタイトルと説明文を表示させるために学習期間が必要になるため、すぐに広告を停止してしまわないようにしてください。

まとめ

今回はレスポンシブ検索広告についてご紹介いたしました。

近年、AIの技術向上に伴い自動化の流れが進んできていますが、手動での改善も並行して行うことでより品質のいい広告になっていきます。
レスポンシブ検索広告を導入した後も最適化だけに任せるのではなく、自分でも結果を見ながら広告文や説明文の内容を調整してみてください。

弊社ではディスプレイ広告運用代行サービスや改善を行っています。
気になった方は是非一度お問い合わせ下さい。

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