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【アップデート情報】Yahoo!ディスプレイ広告の年齢、および性別ターゲティングの仕様変更

【アップデート情報】Yahoo!ディスプレイ広告の年齢、および性別ターゲティングの仕様変更

【アップデート情報】Yahoo!ディスプレイ広告の年齢、および性別ターゲティングの仕様変更

Yahoo!ディスプレイ広告の年齢と性別ターゲティングについて、仕様の変更がありました。

変更内容

①年齢ターゲティングの年齢区分が5歳間隔へ変更に

ディスプレイ広告で設定出来る年齢ターゲティングで指定できる年齢が5歳間隔での形式へと変更されます。

今までは、【13歳~14歳、15歳~17歳、18歳~19歳…60歳~69歳、70歳~、不明】といった年齢区分になっていましたが、新規定では【15歳~19歳、20歳~24歳、25歳~29歳、…60歳~69歳、70歳~、不明】といった形になります。

新形式追加後は旧形式の年齢区分は年齢の後に「(旧)」を付加した名称に変更されます。
例えば「13歳~14歳(旧)」といった形です。

また、「13歳~14歳」の年齢区分が撤廃されます。

旧形式 新形式

・13歳~14歳
・15歳~17歳
・18歳~19歳
・20歳~21歳
・22歳~29歳
・30歳~39歳
・40歳~49歳
・50歳~59歳
・60歳~69歳
・70歳~
・不明

15歳~19歳
20歳~24歳
25歳~29歳
30歳~34歳
35歳~39歳
40歳~44歳
45歳~49歳
50歳~54歳
55歳~59歳
60歳~64歳
65歳~69歳
70歳~
不明

②ディスプレイ広告(運用型)での年齢、性別の「推定ユーザー」設定機能廃止

ディスプレイ広告(運用型)では、年齢と性別ターゲティングにおいて「推定ユーザー」を指定できる機能の提供を終了します。

推定ユーザーとは機械学習から選択した年代であると推定されるユーザーをターゲティングする機能です。
例えば「30歳~39歳」の推定ユーザーの場合、「30歳~39歳と判定されたユーザー」、「30歳~39歳と推定されるユーザー」が広告の配信対象になります。

機能提供終了後は、年齢、性別を指定すると、自動で「推定ユーザー」も含むターゲットに対してターゲティングが行われるようになります。

移行スケジュール

ディスプレイ広告(運用型)

  • 2021年6月9日:新形式の年齢区分設定機能の提供開始
  • 2021年10月中:強制変換を順次実施し、新形式の年齢区分へ自動で変換

ディスプレイ広告(予約型)

  • 2021年10月以降に配信終了する広告商品は新形式で配信
  • 2021年9月末までに配信終了する広告商品は旧形式で配信

ディスプレイ広告(予約型)スケジュール

まとめ

年齢、性別ターゲティングの年齢層が変更になると、以前より年齢の区切り間隔が長くなったり小さくなったりとまちまちなので、現在既に年齢、性別ターゲティングを設定されている方も強制移行前に確認しておくと良いでしょう。

また現在の年齢、性別ターゲティングの形式から強制変換前に簡単に手動で切り替える場合、設定画面に「新形式に切り替える」ボタンが設置されているのでそれをクリックすることで切り替えることが可能です。

参考:【ディスプレイ広告】年齢、および性別ターゲティングの仕様変更について – Yahoo!広告